カルシウム不足に要注意
日本人に必要なカルシウムの摂取量は、1日600mgとされています。「梅の効果効能」のページでもご紹介しましたが、日本人が唯一慢性的に不足している栄養素がカルシウムです。
ほとんどの栄養素については、厚生労働省の定める国民栄養所要量を超えていますが、残念ながら、カルシウムだけは必要な摂取量の約90%といわれ、唯一所要量を満たしていない栄養素。
吸収されにくい栄養素であるカルシウムも、梅の果実に含まれるクエン酸と結びつくと、溶けて吸収されやすくなります。
また、梅は強力なアルカリ性食品なので、酸性食品とのバランスをとり、カルシウムが中和剤として骨から持ち出されるのを防ぎます。
カルシウムの吸収率を高め、浪費を防ぐ梅は、骨の老化と骨粗鬆症に役立ちます。
もともと、カルシウムは摂取しても吸収効果が悪いので体になかなか定着しません。ところが、こちらもウィキペディアによると、クエン酸に含まれる塩がカルシウムと結合しやすく分離しにくいとされています。
つまり、梅に含まれているクエン酸の働きにより、カルシウムの吸収を促進する効果が期待できます。
そもそも、日本人のカルシウムが慢性的に不足している主な理由として、
1.牛乳や乳製品の摂取量が欧米に比べて少ない。
2.これまでの日本人の食生活では、小魚や海藻、野菜などからカルシウムを摂取していましたが、食生活の欧米化によってこれらの摂取量が減っている。
などが考えられます。
ところが、当店の梅キムチ「カミナリ梅」のタレには、小魚のエキスをふんだんに使用しています。
カルシウムの吸収率を高める梅と、カルシウムをたくさん使用した秘伝のタレは味だけでなく、栄養や健康の面でも、相性がピッタリ。
是非、梅だけでなく、カルシウムたっぷりの秘伝のタレも梅と一緒にお召し上がりいただくか、料理の調味料としてご使用ください。